学習の方法について
Q. やさしいところから始めると聞きましたが、できていても、やさしい教材から始めるのはなぜですか?
「出来ている」と一口に言ってもさまざまなでき方があります。
公文では、「標準完成時間」と言う世界共通の、判断基準があります。これは次の課題に入っても学習が進んでも、困らないと言う、統一基準です。
「やっとできた」と言うのではなく、「スラスラ出来た。一人で出来た。簡単に出来た。」とお子様が感じてくだされば、OKです。どんどん進んでも大丈夫です。
「やさしい→簡単→もっとやりたい→やれそう」と好循環を作るために、公文は易しく簡単にできる学習からはじめます。

私も、「うちの子は、こんなことで困ってないわ。とっくにできいるわ。」と、最初は疑問ばかりでした。小2で、公文で初めて頂いたプリントが「1+1=」だったので、がっかりし、『「学校では良く出来ています」「勉強については何も言うことがありません」と言われ100点とっている子が・・・』と当時腹立たしくさえ思った事を覚えています。
最初にお越しいただいた保護者様に、こういう思いを感じさせないように、詳しくご説明しています。全く心配はいりません。学習が始まると、すぐに追いつき、追い越すのですから・・・・。

それよりも、「すごいね! 100点ばっかりやね」とできたことをほめていただきますと、お子様のやる気はどんどんふくらみ、何事にも意欲的なお子さまに変身していきます。 ぜひ、試してみて下さい